烈火武者頑駄無、発売!

いよいよ発売された、「烈火武者頑駄無」。
武者からおよそ15年の時を経て、洗練された武者頑駄無にもうメロメロ(なお、武者のリメイク自体は、紅零斗丸、剣聖頑駄無に続く3体目)。


パッケージイラストは、インストコミックを担当している今石進。相変わらずいい仕事。購買意欲をそそります。左手がなんとなく初代武者風?。ちなみに剣聖頑駄無のパッケージは、初代武者のオマージュなので、興味ある人は見比べてみよう。


箱絵だけでなく、箱の側面とかもかなりイイ。武者の魅力が伝わってきますね。下箱には烈丸と同じく、横井孝二による4コマと武者の解説。面白いので、初期三部作世代でない人も、見てね。まさか武者の乗り物酔いが、再び活字で印刷される日がくるとは(笑)。横井氏による4コマにはやはり劣丸。騎馬王丸が友情出演。ひ、ひでぇ(笑)。


説明書のレベルも高い。敵方のメインキャラ、ブカブカ盗って失踪した謎の武者。盛り沢山の内容に加え、MARSHI漫画。今回のはシリアスでありつつ、ギャグを混ぜたお得意の構成。武者七人衆のノリに近いかも。一式版と違って烈ちゃんがカワイイ。


メインのBB戦士。なんだかんだで、これが一番凄い。近年の500円武者の中でも秀逸の出来。シンクポート、ホビー事業部の気合が感じられる。これに関しては、実際に組み立てていただくのが一番。みんな買え。


ここ数年、肉抜きがちょっとヒドイ、そんなBB戦士シリーズですが、この烈火の肉抜きは、ヒザ部分と鞘(デザイン上の処理はしていますが)のみ。腕や足など1パーツで抜いているのではなく、懐かしい2パーツ構成。組んでいる最中、ちょっと昔を思い出した。軽装パーツが完成したときには、可動力を存分に試し、烈空の腕、烈破の腰、烈光の足…とブツブツいいながら遊んだ(笑)。何気にモールドがかなり細かく掘られており、造形的にかなり良い。


気になった点は、


・タネガシマにスプリングギミックがないのが寂しい(これは仕方がない)。
・どうしてもサヤの肉抜きが気になる。
・サヤと肩ヨロイ(垂れている部分)が干渉してしまう。落ち着かなかったので、サヤ取っちゃいました。
・キッチリ作られているせいか、ヨロイ装着時ではカブトと肩ヨロイがぶつかって、スムーズに可動しない。
最初にこんなのを出されると、これから出るキャラクターがしょぼく見えてしまう危険性がある。

このくらいかな。


とにもかくにも、満足度の高い商品であることは間違いありません。さて、烈ちゃんにヨロイ着せてあげようっと。